田中一光ggg

自転車で仕事場まで往復することを開始してしばらく経つ。gggもルート上にあるので、寄りやすくなった。

ポスターの実際の大きさで見ると、本で見るのと印象が全然違う。迫力がある。表面の印刷の加工の感じもよくわかる。

本当はポスターが先にあって、本や図録では後から見るものだけれど、先に本で見ることになってしまっていて、いいなと思っていたものを、実際の大きさで見ることができてそれが間延びしておらず、やっぱりいいなと思えるのはさすが。

そして思わず図録を買ってしまった。

展示点数も多く見応えあり。もう一度は見に行きたい。2月25日まで開催。

坂倉準三展と中銀カプセルタワー

突然、予期せぬものが目の前に現れた。戸惑いながらも感動した。いつもは見上げて見ていた中銀カプセルタワー上部を真正面からみる。汐留ミュージアムに入る直前のエレベーターホールにて。やっぱり「軸」の上の方はかなりボロボロな様子。時間の問題か。

で、「建築家 坂倉準三展 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」を見に行ったわけだが、小振りな展覧会ながら、なかなかの内容だった。

坂倉と言えば、鎌倉県立美術館/パリ万博日本館/国際文化会館(共同設計)だがこの展覧会は坂倉の住宅と家具に焦点をあてたもの。高槻の集合住宅、藤山愛一郎邸など、不勉強でした良いものが沢山。しかも現存し大切に使われているものも多いらしい。

日本の自画像


美術館目当てで訪れた2000年以来。そのときは四大文明メソポタミア展やってた。当時、裏の市場はまだ建設中だった。


今回、先にレストランに行ったので知ったけど、この通路空間が一番すごかった。


で、何しに行ったかだけど、もちろん「日本の自画像」。木村伊兵衛、土門拳はじめ名だたる写真家の有名作品がズラーリだったので、かなり既視感あったけど、展示作品1枚目の、濱谷浩「終戦の日の太陽」(1945)で、いきなりヤラレタ。


むかーし親戚のお兄ちゃん家族が用賀に住んでた。家に遊びに行ったときに一緒に行った砧公園のグランドのバックネットの感じ、まだ覚えてる。

国立新美術館「加山又造展」見た

代表作は何度も見てるし、大きな全集も持っているし、正直、美術館のチケットを買う瞬間まで迷ったが、良かった!

展示作品の分量は、初期の動物ものから代表作、プロダクトまで網羅していて十分。作風の変遷がよくわかるのが面白いよね。

一番の収穫は、「月光波濤」という巨大なモノクロの作品が見れたこと。ものすごい迫力で黒が迫ってきた。写実的だけど、ただの波の絵じゃない。また、水墨画のカテゴリーに入ってるけど、この作品だけ異質だった。現代的。そもそも水墨画に取り組んでいること自体、知らなかったよ。

展覧会は、3月2日まで!展覧会のサイト。http://www.kayamaten.jp

そういえば「無限の空間」は、読みかけのままだった。読もう。

無限の空間
無限の空間

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加山 又造
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銀座ggg企画展

第266回企画展
NOW UPDATING…
THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン
2008年8月5日(火)〜8月28日(木)
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)
ggg

有楽町・銀座に行くのがなぜか日曜/祭日、ということが多い。現地でgggのことを思い出して、休みで歯ぎしり。土曜なり平日なりに行くことにしよう。

なんだ?恵比寿

いよいよ7月7日に、NaDiffがNaDiff A/P/A/R/Tとして、また同建物内にmagical ARTROOMが。

droog designのショールームは6月6日にオープン済み。

MA2galleryもあるし。

今度まとめて見に行ってみようと思う。

東京都写真美術館「森山大道展」に行ってきた

P1010842.JPG

あらためて思った。

作品そのもの云々よりも、写真というものに人生をかけて打ち込むその姿勢。それがなかなか真似できない。そこがすばらしい。しかも、無理して頑張って打ち込む姿勢を維持しているというよりも、自然に人生そのものになっているという感じ(にみえる)。それが幸福そのものに見える。

作品もたくさんみれてよかったけれど、撮影中の森山さんの映像が見れてよかった。とにかくずっと撮影している。風景を、カメラのファインダー越しに見ている方が時間が長い、というくらいずっと撮影している。首から複数台のコンパクトカメラを提げて。

土曜日に娘を連れて恵比寿にいったら入り口で並んでて断念したけど、平日の開館直後はさすがの会期終盤でも人もまばら。

図録代わりに出版されたらしい。

森山大道論
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5 イメージの破壊

やっぱり見なくちゃいけないのはこれ(写真よさようなら)だよな。

写真よさようなら
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4 写真ってなんだろう
4 ああ。買っちゃった・・・世界を「超えて」
4 ついに出た・・

以前読んで感想を書いた「昼の学校 夜の学校」も相変わらず良いぞ。

昼の学校 夜の学校
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4 タイトルがなんか、いい
5 含蓄に富む言葉

「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」ギリギリ最終日

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アートは心のためにある:UBSアートコレクションより

日曜日に観てきた。いま知ったけど最終日だったのか。ちっとも混んでなかった。

作品の置き方、カテゴライズがわかりやすかった。どこか類似性のあるものを近くに並べていて比較して鑑賞することができた。それから随所に端末(白いimac)がずらりと並べられていて、作品のデータを閲覧することができるようになっていた。

定番作品が多いのは、銀行=リスクヘッジの親分みたいなもんだから、仕方ないけれど、ぜひ若手作家の支援育成みたいなことにも積極的になってほしいなと思った。

大きな収穫のひとつは、ゲルハルト・リヒターの作品を4つだったか、見ることができたこと。そのなかでも「都市の絵画」というタイトルの、モノクロで都市を俯瞰した構図のペインティングがとてもいいと思った。存在すら知らなかった作品なのだけれど。

The UBS Art Collectionのウェブサイトでコレクションを見ることができる。「都市の絵画」は、これ

あと、会場の最後の最後に展示されていた、池田学「方舟」という作品も精緻で丹念に描かれていて迫力あった。SF的なモチーフはちょっぴり既視感あったけれど、絵としてというかモノとしての重量感にひれ伏した。

ふと、久々に原美術館に行きたくなってきた。

今夏、金沢でロン・ミュエクの展覧会が開催

2008年4月26日-2008年8月31日まで、金沢21世紀美術館「ロン・ミュエック」展が開催されるとのこと。作品集をもっていて、それを読んでいくつも作品を見たような気になっているけれど、東京国立近代美術館の展「連続と侵犯」で巨大な赤ちゃんの造形を見たことがあるだけ。実作を見れるチャンスが到来したので、ゼヒ見に行きたい。

ロン・ミュエクについてはロン・ミュエク(Ron Mueck)にみる、技を極めた人の発展性というエントリーも過去に書いた。

「連続と侵犯」は2002年末に開催。もう、6年近く前だなんて。

「粟津潔 荒野のグラフィズム」で衝撃を受けた

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慌ただしく金沢に行ったので、金沢21世紀美術館には絶対行くぞと決めていたものの、企画展が何かは、金沢に行ってから知った。で、それは「粟津潔 荒野のグラフィズム」だったのだが、これがことのほか良かった。衝撃受けた。

会場の展示の仕方も良いし、内容も良い。聞くところによると、金沢21世紀美術館は、粟津さんの作品を(ポスターだけじゃなくてドローイングやスケッチやとにかくまるごと)全部の寄贈を受けたとのこと。

なにより、粟津さんが手がけた予告編(映画の)映像がすごかった。例えば。

予告編のみならず、しっかり見たくなった。

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5 他人の顔。人間の内面の重要性の認識。
5 日本の宝

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5 幸せってなんだろう。
5 コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
5 一言で言えない!

粟津潔サイトを見ると「横断的アーティスト&デザイナー」とある。確かに。